スポーツ漬けの毎日

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球数制限について

連日熱戦が繰り広げられている夏の高校野球

高校野球で水分補給以外にもう一つ話題に挙がるものは

「球数制限」についてです。

以前であれば、延長のイニングを短くする、試合を短くするためにタイブレークが設けられるなどされてきました。

しかし、そこまで至らずとも9イニングまでで球数を重ねるということも少なくありません。

球数を重ねることによって疲労がたまる、また連日続くと怪我につながったりします。高校野球を引退してから、大学野球、社会人野球、独立リーグ、またプロ野球で野球を続ける選手が多くいます。

その選手の将来のためにも、球数制限という話が出てきています。

絶対的エースとして、最後までマウンドに立ち続ける。その話は、高校野球のドラマを新たに作ります。しかし、その反面悲劇を生み出すのも事実です。

怪我をしながらも登板をし続け、投手としての野球人生を諦める選手がいました・・・。

 

ですが、球数制限を設けたとすると、ベンチ入り選手のうち投手を多く入れる必要があります。そうなると、他のポジションの控え選手の層が薄くなってしまいます。

そこで、球数制限を設けると同時にベンチ入り人数の拡大をするという案はどうでしょうか。ベンチ入りできる選手を二枠拡大することにより工夫次第で投手のやりくりを更に楽にする。そのようなことができるはずです。しかし、ある問題が浮上してきます。最近は、高校野球の大会で複数の高校による合同チームが多くなってきています。更にそこに球数制限によるベンチ入り人数の枠拡大となっても、球数制限の問題がのしかかってくるわけになります。そこで、そのような高校には制限球数を多くするなどの対応を取る必要が出てくるのではないかと感じます。

急いで設けるべきことなのではありますが、検討に検討を重ねて取り組むべき話ではあります。ですから、様々な案、意見を集めて納得する人がより多くなることとなってほしいです。